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【 移転プロジェクト07 】”企業カルチャー醸成の器”としてのオフィス空間を目指して

私は5000万円を投資して、社員のため、会社の未来のためにオフィスを移転しました。自己資本で経営している私にとって決して軽い決断ではありません。納得のいく移転先に出会うまでに2年もの時間をかけ、多くの物件を見て回りました。そして、ようやく「ここだ」と思える物件に出会った瞬間、わずか10分で決断しました。

それは海抜の高い明るい土地に立つ歴史ある由緒正しいビルです。ここまでこだわったのは、「空間」が人と組織に与える影響を信じていたからです。そして、身銭を切って実際に大きな投資をしたからこそ、見えてきたことがあります。

実体験から見えた、オフィス空間の本質

空間づくりで最も大切なのは、オシャレな家具や最新のデバイスやソフトウェアではありません。
本当に大切なのは、「そこで働く人がイキイキと、楽しく、やりがいを持って働けるかどうか」。家具やテクノロジーはこれを実現するための“ツール”です。大事なのは、人が心地よく過ごせるレイアウト、自然に会話や共創が生まれる空間です。
また、私たちやお客様は「東京という賃料が世界屈指に高いエリア」でオフィスを構えています。だからこそ「心地よく、機能的で、無駄のないレイアウト」が不可欠です。1平米たりとも無駄にしたくない――その強い思いが空間デザインの精度と質を高めました。

実際に移転してから、オフィスの空気は目に見えて変わりました。

・社員の表情が明るくなり、雰囲気が活気づいた
・オフィスの至るところで自然な会話が生まれ、コミュニケーションが活性化した
・意見やアイデアをぶつけ合う議論が増え、チームの思考が深まった
・定期的な報告会や振り返りの文化が自然と根づいてきた
・並んで座っての共同作業が増え、協働のスピードが上がった
・大阪の拠点とも、最新デバイスを通じてリアルタイムでつながれるようになった
・コーヒーを待つわずかな時間の雑談が人と人を繋いでいる

この経験から私が確信しているのは、「空間」は単なる箱ではなく、人と組織を変える“企業カルチャー醸成の器”だということです。私たちが本当にデザインしているのは、見た目にオシャレな空間そのものではありません。その中で生まれる人間関係、働く人の成長、組織の進化、そして社会とのつながり――それらを支える「場」をつくることが、私たちの使命です。

本質的な課題解決と忖度のないゼロベースの先に良質なデザインがある。

私たちの特徴について。
家具メーカーと私たちのアプローチは根本的に異なります。まず、お客様の抽象的な課題や理想を丁寧にヒアリングし、それを空間レイアウトというかたちで可視化します。レイアウトや予算・納期が明確になった上で、その条件において最適なものを、世界中のあらゆる家具やデジタル機器から選定・提案します。これが私たちの特徴です。
一方、家具メーカーは、製品を販売し利益を獲得する構造のため、自社製品を軸に課題解決を図ります。つまり「製品ありき」の提案です。
私たちは「課題ありき」「人ありき」で考え、空間全体をゼロベースでデザインします。お客様の立場と目線に立ち、課題の本質から一緒に考え、それを空間という形で解決していく――それが私たちの強みであり私たちの存在価値です。

1平米も無駄にせず、社員のために空間を有効活用しましょう!

日本経済新聞(本コメントは、以下の記事を参考にしています)▼

・2025年6月30日 『GDP統計 年末に大幅改定 IT投資、大幅に上振れも  肥後雅博・東京大学教授 西村清彦・政策研究大学院大学客員教授』
・2025年7月2日 『地価、東京「一人勝ち」  路線価8.1%上昇、全国平均の3倍 マンション高騰・海外マネー流入』

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