テレワークが新たな働き方として定着しつつある現在、オフィスにおいてもこれまでの「あたりまえ」は存在しなくなったことはこれまでの記事からご理解いただけたのではないでしょうか?
立地や規模が重要視されていたこれまでの常識は打って変わり、郊外への移転や床面積の縮小が将来へのポジティブな選択としてなされるようになりました。

このような状況の中、オフィスに求められる役割とはどんなものでしょうか?

やはり、オフィスに出社することでしか感じることができない「会社の一員としての実感」ではないでしょうか。
いくらテレワークが効率の良い働き方だとしても、毎日家で一人仕事をこなすだけでは誰と、なんのために働いているかという様に仕事の目的を見失ってしまうということにもなりかねません。
そこで、出社することで仕事の目的や会社のカルチャーを再認識できるようなオフィスが必要だと考えました。

私たちは具体的に以下の4つの方面からアプローチできると考えます。

1、会社の歴史表現する
創業の歴史や、会社が歩んできた道を壁一面に表すなどして、どの様な歴史や想いを持った会社なのかということを再確認できます。

2、事業内容を展示する
自社で作っている商品やサービスを展示するショールームの様なスペースを設けることで、自分が携わる製品に対する実感を持つことができます。

3、ブランド力を発信する
「年次関係なく仲がいい」「プライベートでも交流がある」「社内にクラブ活動がある」など、その会社特有の人間関係や人柄の魅力を発信することです。こんなご時世だからこそできる新たなオフィスでの試みが社員同士の中を深めることにつながるのではないでしょうか。 

4、会社の魅力を伝える
「年次関係なく仲がいい」「プライベートでも交流がある」「社内にクラブ活動がある」など、その会社特有の人間関係や人柄の魅力を発信することです。こんなご時世だからこそできる新たなオフィスでの試みが社員同士の中を深めることにつながるのではないでしょうか。

会社が持つそれぞれのブランドについて展示スペースなどを活用して取り組みを伝えることで帰属意識を深め、モチベーション向上につなげることができます。

いかがでしたでしょうか?

このほかにも、社員のプロフィール動画を流したり、オフィスのみで知ることができる社内のニュースを掲示するという取り組みも効果的かも知れません。この様に、オフィスのスペースを最大限に活用し、それぞれの企業の特徴にあった仕掛けをカスタマイズして作ることで、出社することでのみ得ることができる経験が広げられるのではないでしょうか。

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