半居抜き物件を美容室へPART2
ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、前回に続き美容室開設に向けたお話の続きを・・・
前回、予算にあった物件を見つけ無事契約を終え、早速現調に伺いました。
ここでなぜ『半居抜き』なのかを思い知らされることに・・・
管理会社様からあるもの(給湯器・備付収納・空調の既存冷媒管・照明など)は自由に使っても構わないと聞いていたので、半分期待はしていましたが思っているより古い・・・。給湯器は動かしたところお湯は出るが、壊れるのも時間の問題のようでした。
また、給湯器の取り付け位置が法定ギリギリの場所につけており交換するにも、機器選定が課題に・・・
空調の冷媒管も下から見たら存在はするものの、室外機の設置場所の屋上に上がると雑に切断され再使用は不可能で、室外機自体も存在しないのでした・・・
そして、屋上へのアクセス方法はハシゴのみと、空調機の設置に大きく金額がかかるのではと一抹の不安が・・・
そして建物内部。
以前内見に来た時も、素人がやったのかってくらいの原状回復でびっくりしましたが、天井埋込のカセット型の空調機の撤去の際の天井の補修がすごく酷く、自荷重に耐え切れず撓んだボードが・・・
開けると下地もなく打ち付けられていたよう。
そして天井の下地も粗悪なもので、天井全体がもはやグワングワン・・・
これは補強しないと照明の荷重に耐えられない!!
内装工事とは別に、
・天井補強工事
・不要な残置物撤去&補修(備付ベンチ・流し・梁)
・空調機新規配管工事
・室外機屋上荷揚げ
・給湯器交換
が入ってくることに・・・
安さの裏には何かあるものですね・・・
設備系は削れないところなので、内装で節約していくしかないですね。
安い物件をお探しの際は、設備系などはないと初めから思っていた方が賢明かと思います。イニシャルコストは上がりますが、今後の安い賃料で相殺はできるかとは思いますが・・・
さて、次回から工事着工できるか・・・
また更新いたします。
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